と き 2023年1月22日(日)
ところ 香川県教育会館ミューズホール
人権尊重都市たかまつ市民会議では、人権イベント「スマイルフェスティバルinたかまつ2022~広げよう!つなげよう!人権の輪!~」を開催しました。このイベントは参加した誰もが笑顔になり、その笑顔がつながり、広がるようにという願いが込められています。いまなお全国的に新型コロナウイルス感染症の拡大が続いていますが、感染拡大防止策を徹底したうえで開催し、当日は子どもから大人まで多くの方に参加いただきました。
ステージイベント
初めに、オープニングセレモニーとして「香南スイングベル」の皆様にミュージックベルを演奏していただきました。続いて、ステージイベントの前半では、生徒による人権劇、幼児と保護者の皆様による歌とダンス、児童によるペープサート劇、生徒による人権作文朗読などが披露され、幼児児童生徒たちの元気あふれる発表に会場の皆様も元気をもらいました。また、出演した幼児児童生徒たちも充実感に溢れた表情を見せていました。出演団体は以下のとおりです。
1 香南スイングベル ミュージックベル演奏
2 香川県立高松工芸高等学校演劇部 人権劇「カラフル」
3 高松市立宮脇保育所 歌・ダンス「みんないろのせかい」
4 国分寺文化センター児童劇団スマイル・ハット ぺープサート劇「豆わたし」
5 高松市立香東中学校2年生生徒 「人権作文朗読」
ステージイベントの後半では、落語家の「桂こけ枝」さんによる講演と落語「こけ枝のほのぼの人権噺」を開催しました。桂こけ枝さんは1990年に故5代目桂文枝師に入門。1991年に鎌倉落語会にて初舞台。古典・創作落語はもとより、落語の魅力を人権、子育て、福祉、健康など幅広いジャンルで伝えています。独特の風貌とほのぼのとした語り口に会場の皆さまも聞き入り、終盤の落語では笑い泣きをされている方もおられ、会場全体が笑いに包まれた講演になりました。
人権に関するパネル等の展示
会場入口では、「人権マンガパネル」の展示のほか、「石井正則写真展13サーティーン~ハンセン病療養所の現在を撮る~」を放映しました。この映像は一昨年開催された、俳優である石井正則さんが撮影した、全国13か所あるハンセン病の回復者が暮らす療養所の写真展の設営の様子やインタビューを収録したものです。
「スマイルフェスティバルinたかまつ」は参加した誰もが笑顔になり、その笑顔がつながり、広がるようにと願いが込められています。今後も末永く市民の皆様に親しんでいただけるイベントとするため、様々な趣向を凝らしながら、開催の目的であります、出演者と来場者が共に楽しみながら人権について考えていただける機会となりますよう務めてまいります。引き続き、皆様の御理解、御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。